参考1: 校註 古事記 - 青空文庫
参考2: 現代語譯 古事記 - 青空文庫
参考3: 歴代天皇事典 - 高森明勅監修、PHP文庫
断りのない引用は参考1からのものです。
久しぶりに古事記を再開します。
綏靖天皇から開化天皇までは実にあっさりとしたもので事実?の羅列です。ちなみに第二代綏靖天皇から第九代開化天皇までを欠史八代というそうです。
欠史八代(けっしはちだい、かつては闕史八代または缺史八代とも書いた)とは、『古事記』・『日本書紀』において系譜(帝紀)は存在するがその事績(旧辞)が記されない第2代綏靖天皇から第9代開化天皇までの8人の天皇のこと、あるいはその時代を指す。
現代の歴史学ではこれらの天皇達は実在せず後世になって創作された存在と考える見解が有力であるが、他氏族との繋がりや系譜関係から実在説も根強い。
参考1を直訳してもどうにもやりようがないと思うので、今回は簡単にすませます。
欠史八代の天皇は
となります。
第二代の綏靖天皇は前回で述べられているように、勇猛な人柄だったと想像されます。
第十代の崇神天皇はなんとか実在が確かめられるようなので、第九代の開化天皇はその父として神話と現実の接点となります。
今回は不十分と思いますがここまでとします。